病気について

季節によって犬や猫などのペットがかかってしまう病気が変わっていきます。
病気を未然に防ぐために、当院では予防接種を行っています。

※左側にあるタイトルをクリックしてご覧ください。

 ■ 歯周病にご注意ください


歯石除去前

歯石除去後
ワンちゃんネコちゃんのお口は臭いませんか?
ごはんを食べたそうにしているのに少し食べるとやめてしまうことはありませんか?
よだれの量が増えていませんか?


これらの症状は歯肉炎や歯周病があることを愛犬や愛猫が訴えているのかもしれません。。歯周病を見過ごせば、やがて歯の土台が崩れ、さらに歯周病菌が心臓や肝臓などの内臓に感染を起こしてしまうこともあるのです。歯周病は、病気の広がりが口の中だけにとどまらない、恐ろしい病気なのです。

 食事をすると、口の中に細かな食べ物のカス(残渣)が残ります。歯に付着した食べ物のカスは、「唾液」によってある程度取り除かれます。しかし、唾液は食べ物のカスを取り除くという良い働きだけではなく、口の中の細菌と反応することで歯垢(プラーク)を作り出す働きもしてしまいます。この歯垢中の細菌や細菌の作り出す毒素が歯肉の炎症つまり歯肉炎を引き起こし、口臭の原因となってしまうのです。さらにこれを放っておくと、プラークは歯と歯茎の隙間に侵入していき、歯を支える歯周組織にも炎症を生じさせ、歯周病を引き起こしてしまいます。
 また、プラーク中のある種の細菌はプラークを石灰化し、固い歯石を作り出し、その歯石の奥では、細菌が活発に増殖し、さらに歯周病を悪化させてしまいます。
歯周病になってしまうと、口が痛くてご飯も食たべられず、唾液を飲み込むことすらできなくなってしまうこともあるのです。ワンちゃんネコちゃんにとってお腹が減っているのに目の前のご飯を食べられないことはとても辛いことなのです。

ではこれを予防するにはどうしたら良いのでしょうか?

既に歯石ができてしまっている場合
 一度付いてしまった歯石はそう簡単には取れません。動物病院では歯医者さんと同じで、超音波スケーラーという器具を使って歯石を割り落とします.その処置はどうしても歯の表面に細かなキズをつけてしまう為、できるだけ滑らかになるように歯科用の研磨剤で磨いて仕上げます。そして、炎症を抑える治療を開始します。

まだ歯石も歯肉炎もない場合
 子犬・子猫の時から、歯磨きの習慣をつける事が 何よりも大切です。まずは、遊び感覚で口に手を入れ、口を触る事に慣れさせましょう。次に湿らせたガーゼを指に巻いて、なでる程度に歯列をやさしく擦ります。だいぶ慣れてきたら、小さな歯ブラシで磨いていきます。歯垢を付き難くできるものを使用すると、なお良いでしょう。 最初、慣れないうちは上手く歯ブラシができないかもしれませんが、根気よく続ける事が大切です。 歯垢は毎日付着し、歯石もわずか数日で固着します。年と共にたまりやすく、また細菌感染への抵抗力も落ちていきますから、若いうちからの歯磨きを習慣付けましょう。 動物の健康は口・歯から。小さいうちから歯磨きを。遊び、スキンシップを兼ねて、歯磨きの習慣を身につけましょう。

ワクチン接種で予防できる口内炎
 ネコちゃんの場合は、単に口内の汚れによるものだけでなく、ウイルス性感染症が原因となる口内炎が大変多いのです(他の様々な原因による免疫力の低下も要因となります)。その中でカリシウィルス感染症や猫白血病は、「ワクチン接種」で予防ができます。重度の口内炎が起きてしまう前に、予防と毎日の口腔管理を心がけましょう。

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